国内で会社員として働いている時は、基本的に毎日オフィスに出社していましたが、退職してフリーランスになってからは、フルオンラインで仕事をしています。フルリモートで自宅やカフェ、さまざまな場所から仕事をするようになってから、毎日のライフスタイルが大きく変わりました。
正直、メリットとデメリットそれぞれあるなと思いますが、私はやっぱりフルリモートで働くことが好きだなと感じています。理由は、人との出会い、人と過ごす時間を一番に優先して生活することができるからです。
今回は、フルリモートとして働くリアルなメリットとデメリットについて書きます。
フルリモートのデメリットと対策
初めに、フルリモートのデメリットについて書きたいと思います。
特に自宅で仕事をする場合、仕事とプライベートの境界が曖昧になりがちなので、フルリモートになったのに仕事が頭から離れずに疲れるという声もよく耳にします。
また個人的に、一番のデメリットとして挙げられるのが、孤独感を感じることです。
たまたま出かける予定や対面の仕事がない日々が続くと、一人で過ごし、人と喋らない時間が続きます。また、オフィスに出勤していれば上司や同僚の状況がわかりますが、リモートだとお互いがどのような状況かわからないので、たまたま返事がなかったりした時に考えすぎてしまうこともありました。
ただ、今はフルリモートで働くことにだいぶ慣れてデメリットについても理解しているので、対策を講じることでメリットの方が強く感じるようになりました。個人的に感じる大きなデメリットと、その解決方法はこのような感じです。
•コミュニケーション不足: 定期的なオンラインミーティングやSlackなどのチャットツールを活用。お互いチャットは会話のように即レスを意識する。タスクはアプリを使って全員が目に見える形で管理する。
•孤独感の解消: コワーキングスペースを利用したり、定期的に友人や同僚と会う時間を作る。やはり自宅からの作業が続くと、どうしても社会とのつながりを感じづらくなると思います。
•時間管理: 仕事とプライベートの時間を明確に分けるために、作業部屋を作る。GoogleカレンダーやTogglなどのアプリを使って毎朝タスク整理をするなど、時間管理のルーティン化をする。
フルリモートで働くメリット
フルリモートで働くことで、通勤時間がゼロになり、その時間を有効に使うことができます。
また、自宅やカフェなど好きな場所で仕事ができるため、プライベートの予定を優先しながら隙間時間に働くこともできるようになりました。育児や家事と両立したい方には最適な環境です。
•通勤時間の削減: 通勤のストレス軽減。空いた時間を、自己啓発やリラックスに充てることができます。
•柔軟な働き方: 自宅やカフェなど好きな場所で自分のペースで働くことができる。生産性が下がるという意見もありますが、個人的にはストレス軽減で生産性向上に繋がりました。
•ワークライフバランスの向上: フルリモートで働くことで、プライベートとの両立ができ、ライフスタイルの質が圧倒的に向上しました。
フルリモートを成功させるためのコツ
フルリモートでの成功には、自己管理能力が不可欠です。以下のコツを実践することで、効率的かつ快適に働くことができます。
•規則正しい生活: 毎日のルーティンを作り、仕事の時間と休息の時間を明確に分けることが重要です。朝のジョギングや読書など、1日の始まりにリフレッシュする習慣を取り入れましょう。
•快適な作業環境の整備: 自宅の一角に専用の作業スペースを設け、集中できる環境を作りましょう。デュアルモニターや快適な椅子など、設備投資も検討しましょう。
•目標設定と進捗管理: 毎日のタスクを明確にし、進捗を管理することで、効率的に仕事を進めることができます。タスク管理ツールを活用すると良いでしょう。
これらのコツを実践することで、フルリモートでも高い生産性を維持しつつ、充実した生活を送ることができます。
フルリモートの費用と相場
フルリモートで働く際の費用についても把握しておくことが重要です。一般的には、自宅のインターネット環境や必要な機器の費用がかかります。これに加えて、コワーキングスペースを利用する場合、その利用料金も考慮する必要があります。
•インターネット環境: 高速で安定したインターネット回線が必要です。月額費用はおおよそ5,000円~8,000円です。
•作業環境の整備: デスクや椅子、モニターなど、快適な作業環境を整えるための初期費用として、30,000円~100,000円程度が目安です。
•コワーキングスペースの利用: コワーキングスペースの利用料金は月額15,000円~30,000円が一般的です。
これらの費用を考慮し、適切な予算を組むことで、フルリモートでも快適に働くことができます。
フルリモートの今後と
フルリモートの働き方は、今後ますます普及していくと予想されます。特に、デジタル技術の進化や働き方改革の推進により、場所にとらわれない働き方が一般的になるでしょう。企業もリモートワークを取り入れることで、優秀な人材を確保しやすくなります。
•テクノロジーの進化: AIの進化によって、クラウドサービスやオンラインコミュニケーションツールの発展は急速に進むと思います。テクノロジーの進化によって、さらに効率的にリモートワークができるようになるでしょう。
•働き方改革: 政府や企業が推進する働き方改革により、柔軟な働き方が増えていくと思います。フリーランスだけではなく一般企業で勤めている方に向けても、フルリモートの普及がさらに進むと考えられます。
•グローバルな人材競争: 企業がフルリモートを導入することで、地理的な制約がなくなり、世界中から優秀な人材を採用できるようになると思います。
フルリモートで働くことは、デメリットももちろんありますが、事前にデメリットを把握し対策を講じることで、自分のやりたいことに時間を割くことができます。自分の夢を叶えるための一つの手段として、素敵な働き方だと思います。