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社会人留学

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はじめまして。
海外フリーランスのMevie(メビエ)です。(読み方難しくてすみません笑)

日本の大手人材会社・広報担当を26歳で退職して、カナダのバンクーバーでco-op留学(コープ)、いわゆる社会人留学中です。同時に、フリーランスのライター、デジタルマーケターとして働きながら、夜間は学校に通ってデジタルマーケティングを勉強しています。

幼い頃から、働き方、キャリアについては深く考えていました。とはいうものの、海外でフリーランスになるまでにはたくさんの壁があったので、同じ悩みや夢を持つ方もたくさんいるのかなと思い、海外でフリーランスになるまでに準備したこと、現地での仕事の見つけ方、カナダの生活などを気ままに紹介できればと思いっています。

フリーランスになるまでの経歴

ライター リモート

2020年:大手総合人材会社に入社

数ヶ月仮配属で法人営業をした後、広報担当に配属され、国内外70社あるグループ会社のPRを担当。ニュースリリース執筆やメディア取材対応、社内報の執筆・運営、SNS運営など、いわゆるPR・広報周りの業務を一通り行いました。

広報というキャリアは全く想像していなかった道でしたが、人の想いを代わりに届けるという広報の仕事にとてもやりがいと意義を感じ、忙しい日々でしたが、情報発信についてさまざまなことを学びました。

2021年:社会人のグラッフィックデザイン学校に入学

仕事は毎日、やりがいに溢れていました。社内のメンバーも本当に優しい方ばかりで、家族みたいな環境でした。しかし一方で、入社してから慢性的な体調不良が続いていて、”何かが違う”という違和感もありました。

将来死ぬまでに何をしたいかを考えた時に、人との出会いに時間を割きたいと考えたところ、働く場所や時間が決められているのは、少し違うなあ、と。よくよく考えたら、実は昔から縛られることが大の苦手で(笑)。

時間や場所にとらわれない働き方をするとなったら、パソコン一つでできる仕事の職種を選ぶ必要があるなあと感じた時に、ライターと関連性のあるデザインを勉強することを決意しました。

仕事は続けながら、夜間と土日のオンラインのグラッフィックデザイン学校に通い、基本的なデザインの知識を身につけました。正直めちゃくちゃハードでしたが、この時にちょうどオーストラリアに1週間滞在した時期もあり、”やっぱり仕事はどこでもできるな”と改めて実感しました。

2022年:退職決意、留学を見据えて副業を開始

ちょうど入社4年目に突入するタイミングで退職することを決めました。実はこの段階では、まだ留学は頭の中にはなくて、とりあえず転職活動を行おうと転職サイトを登録したのですが、羅列されている求人票を眺めていて、全くピンとこず…。

多分、まだこの時には正社員として働く頭しかなかったので、自分の人生の大半を過ごす職場を、どういう判断基準で決めればいいんだろう、同僚も上司も求人票からわからないのに、とモヤモヤ。

そんな時に、「あ、そういえば、学生の頃からずっと留学したかったんだった」と、ふと自分の一つの夢を思い出しました。いろんなことを考えても、多分今このタイミングしかないな、とぴったりピースが当てはまった感覚で。

そこから、資金調達と経歴作成のための副業をはじめ、デザイン業・ライター業を行いながら、英語の勉強を開始しました。渡航の約6ヶ月前でしたね。

2023年:退職、フリーランスとしての仕事探し

国内ではとりあえず情報収集をしていました。SNS、ネット記事、エージェント、友人。いろんな角度から情報を集めるのがおすすめです。そこで分かったことは、co-op留学は、一見キラキラした最高のプログラムと見せかけて、実は仕事探しがスーパー難しいのが現実、と。

国内にいる間にできる限り経歴を作る必要があるなと思い、コープ留学で専攻するデジタルマーケティングに関連した仕事を国内で探している時に、たまたまカナダに支店を持つPR・デジタルマーケティングの会社を発見。

募集要項は全くやりたいことではなかったのですが、「一旦コンタクトを取って覚えてもらって、落とされても現地で直接売り込みに行こう!!」くらいの勢いでアプローチしました。

ありがたいことに、たまたまSEOのコンテンツライターを探しているという話から、SEOコンテンツマーケターとして仕事をさせてもらうことに。国内にいる2ヶ月間の間で、SEOライティングについて勉強しながら、週10時間仕事をさせてもらいました。

2024年:カナダ渡航、海外フリーランス(ライター・デジタルマーケター)として活動

2024年2月に無事渡航。国内で副業をしていた会社も業務委託なのでそのまま継続させてもらい、コンテンツマーケターの仕事は、カナダ支社との契約に切り替え、合計2社と仕事をしています。

数ヶ月後には素敵なご縁があり、現地カナダのビデオマーケティング会社の立ち上げをサポートしながら、プロジェクトマネジャー・コンテンツクリエーターとしての仕事も始めました。

経歴はここにまとめています。

コープ留学、社会人留学を考えている方へ

まだ私もカナダに来てばかりなのでなんとも言えませんが、これだけは言えます。

”事前準備がものをいう”

国内でしかできないこと、カナダ現地に来てからまず初めに押さえておくべきこと、知っておかないと損することが、正直たくさんあります。

私も留学前は不安でいっぱいでした。

現代はSNSのおかげで情報は得られるものの、情報が溢れている現代だからこそ、選択肢に溢れ、何をすればいいのかわからない状態でした。でも、正しい情報を集めて着実にセーフティーネットを貼り、準備を進めてきたからこそ、今があると自信をもって言えます。

このサイトを通じて、少しでも夢を持つ方々の力になれたら嬉しいです。

実は私、TOIEC、TOEFL、IELTSなどの英語の試験を全く受けたことがありません。

強いていうなら、コープ留学の入学で必要だった学力テストに向けてテストを受講しました。(ギリギリ滑り込み合格)留学する2ヶ月前まで仕事を続けていたので、正直英語勉強と仕事の両立はすごく大変でしたし、入りたい学校のテストに受からないとビザ申請ができないので、いろんなプレッシャーと戦っていました。

カナダに来てからは、カナダでしかできない勉強方法に取り組んでいます。いろんな意見があるとは思いますが、個人的には国内での勉強方法と現地の勉強方法は分けるのがおすすめです。理由も含めて説明します。

1   留学前の英語勉強方法
•   勉強を始める前にしておくべきこと
•   毎日のルーティーン
•   実際に使っていた英語学習アプリ

2  効果的な英語力向上のためのアドバイス
•   長期的な学習計画
•   メリットとデメリットの理解
•   実践的な目標設定

3.  まとめ

留学前の英語勉強方法

英語 

英語学習を始める前にしておくべきこと

英語に限らずだと思うのですが、勉強をするときに一番壁になるのは継続することだと思います。その壁を乗り越えるために、一番初めにしておきたいことが、目標設定。それも、時間軸と目的が明確なもの。

英語は一つの手段でしかありません。

英語を上達させたことによって、どのようなことを成し遂げたいのか、明確な目的を時間軸とともに定めることをお勧めします。いわゆるsmartGolesです。

私の場合は、自分の夢を達成するために海外と仕事をすること、国際組織とコミュニケーションを取れるようになることが必須でした。いつまでに海外と仕事ができるようになる必要があるのか、その英語のレベルはどのくらいなのか、細かい目標設定を時間軸とともに定めました。

仕事と英語学習の両立で欠かせないルーティーン

私の部署は朝が忙しいので、8時頃にはオフィスについて作業を始めている必要がありました。就業はだいたい8時頃で9時以降になることもしばしば。

資金集めに副業も始めたところだったので、週末もそこまで時間があったわけではなく、隙間時間にいかにルーティーンを作るかを考え、計画を立てました。

実際に行っていたルーティーンはこのような感じです。
※平日のみ、土日はYouTubeやネットフリクス

7時〜8時:通勤中 英語ポットキャスト20分、英単語アプリ50問
12時半〜13時:ランチ 英紙のリーディング(ざっと読む感じ)
20時〜21時:終業後 オフィスでシャドーイング、オンライン発音レッスン(週2回、それ以外は自己学習)
21時〜22時:帰宅中 デュアリンゴ、英単語アプリ50問

このようなルーティーンで、だいたい4ヶ月くらい過ごしました。その後、退職に向けて引き継ぎが開始し、残業時間がほとんどなくなってからは、もう少し英語学習に本腰を入れた感じです。

7時〜8時:通勤中 英語ポットキャスト20分、英単語アプリ50問
8時〜9時:始業前 英語アプリで文法勉強(声に出して答えていくタイプ)
12時半〜13時:ランチ 英紙のリーディング(ざっと読む感じ)
19時〜21時:終業後 オフィスでシャドーイング、オンライン発音レッスン(週4回、それ以外は自己学習)
21時〜22時:帰宅中 デュアリンゴ、英単語アプリ50問

特に重要だと思ったのは、やる気が起きる起きないに左右されずに、いかにルーティーンとして自然に取り組めるようになるかということ。できない日があったとしても気持ちを上下させずに、何事もなかったかのように次のタームから勉強を始めていました。

英語学習で使っていたアプリ・教材

英語 アプリ おすすめ

TOEICやTOEFLなど、試験に向けた勉強だとまた違うと思うのですが、私の場合は基本的にオンラインでできる教材のみを使っていました。通勤時などにパパッとできて、重くないものがよかったのと、元々教科書を開いて暗記するタイプの学習方法が苦手だったからです。

単語

・Tarzan(絵で単語を覚える)

文法

・speak(喋りながら文法を身につけられる)
・Duolingo(ゲーム感覚でできる)

リーディング

・Japan Times, NewYork Times(新聞。難しめですが、広報部で毎日読むことができたので、日本語で日本の新聞を読んだ後に、ざっと眺める程度で読んでいました。読解というよりかは、長文に慣れる目的で読んでいました)

発音

・英会話「ハツオン」(発音に特化した短期集中型の英会話です)

リスニング

・YouTube
・Netflix

IELTS、TOEICTOEFLの場合

タイトルにもある通り、私は英語関連の試験を受けたことがありません。なので細かいことは書けませんが、TOEICやTOEFLの準備には、公式問題集の活用が効果的みたいです。実際の試験形式に慣れ、時間配分を確認することで、本番になれる必要があるからです。

また、模擬試験を定期的に受けることも重要だと言われています。オンラインのスコアアップコースや専門学校の対策講座もあるみたいですが、個人的には高いなあ…と。ましてや留学前なので、どちらかといえば現地で困らないように貯金を優先した方がいいのかなと思います。

まとめ:留学前と留学後の勉強方法は分けるのがお勧め

英語

留学前にしておけばよかったことと聞いて、英語の勉強と答える人がほとんどだと思います。私もそのうちの一人ですが、正気英語の勉強はキリがないものなので、いくら勉強していてもそう答えていた気がします。

ただ、カナダに来てから「この勉強方法はカナダじゃなくてもできたな」と思うことがないように、まずはベーシックな単語や文法の理解を国内で済ませておくことをおすすめします。

実際に留学をスタートしてからは、英語の勉強方法がまるで変わりました。

留学前には基礎力を固め、現地では実践的な経験を積む、カナダに来てからはより自然な言い回しやタイミング、リアクションなどを勉強するのがおすすめです。

効率的な学習計画と実践的なアプローチを組み合わせ、目標達成を目指しましょう。

渡航してから、1ヶ月目にしたこと、感じたことを書きます。
渡航後、主に行なったことはこんな感じです。

渡航:日本〜アメリカ(シアトル)〜カナダ

シアトル 空港 乗り換え 留学 カナダ

私の場合、費用を考えてシアトル経由でフライトをとりました。

乗り継ぎの心配もしていたのですが、海外旅行には何度か行ったこともあったので、意外とすんなり進みました。シアトルも空港だけでしたが、警備員の体格の良さや接客の雰囲気から、「THEアメリカ」だなあ〜と感じました笑 帰国前にはしっかり旅行に行きたい!

シアトルからカナダへのフライトはあっという間で、カナダについてからは入国審査とビザの手続きを行ないい、空港からホストファミリーの家に向かいました。

私の場合、エージェントが事前に注意すべき点をまとめてくださっていたので入国審査とビザ手続きはすんなり行ったものの、サポートがなかったら少し心配だったなと思います。いつか詳細を書きますが、特にビザの発行については、事前に何を確認しなくてはいけないのか、事前準備をしっかりと済ませておかないと取り返しがつかないことになるんだろうなと思います。

ホームステイの生活

カナダ 留学 ホームステイ 部屋

ホームステイと書いたのですが、実は私がエージェント経由で依頼していたのはルームシェア。
というのも、私自身、ルールや食事が決まっているのがなかなか苦手で、料理もむしろリフレッシュになるから自分で作りたいなあ、と思っていたので、ルームシェアを依頼しました。

ですが、いざ家の詳細をもらった際に一緒に住む家族がいるようで、「どこかの家族と住むっぽい…?」と。実際家に訪れてみると、とても大きな一軒家。話を聞くと、そのご家族の一室をお借りするタイプのルームシェアでした。食事は自分で、冷蔵庫やお風呂などの共用スペースは家族とシェア、という感じです。

始めの頃はどこかの家族と住むということになかなか不安だったのですが、到着してから疲れと不安がいっぱいの状態で、ホストファミリーがとても暖かく迎えてくれたことは、メンタル面において変えられないものがありました渡航前にはわからなかったですが、すぐそばに家族がいてくれるという、存在の影響力はとても大きかったです。

もちろん友達には、ホストファミリーを選んでルールが厳しすぎたり、食事が合わなかったり、喧嘩したり…。と色々と問題も聞くので一概にどうこう言えませんが、今ルームシェアをしている身からすると、一回は現地の人と一緒に住むという選択肢もおすすめです。

渡航直後、39度の高熱&咳喘息との戦い

カナダ 薬 熱 薬局

渡航後、まず一番初めにぶつかった壁が、”時差ボケ”と”体調不良”。

本当に、99%コロナだっただろうなって思います。ほんっとに笑い飛ばすしかなかったくらい、しんどかったです…(笑)

後々聞きましたが、やっぱり時差ボケで体調を崩す方は多いそうで。私も時差ボケを治そうと日中どれだけ頑張って散歩して日光を浴びても、夜中にお腹がぐるぐる鳴ってお腹を下したり、全く眠れませんでした。

もちろん日中にその分眠たくなってくるのですが、日中に寝たら夜中眠れなくなるから寝たらダメだ…と我慢して、どんどん睡眠不足が続き免疫が落ちて…。という悪循環が発生。渡航してから1週間後についに39度の高熱が。

フラッフラの状態でクリニックやら現地の薬をリサーチするも、本当に現地の薬の種類が多すぎて、何が正しいのかわからない。(そもそも自分がコロナなのかインフルエンザなのかわからなかったので)

こんな時のために日本から薬を持ってきたのですが、驚いたことに日本の薬が全く効かない。(コロナだったからなのか、現地の風邪はやっぱり現地の薬しか効かないのか…)結局現地の薬を3タイプほど購入して、時間と共に治癒しました。

でも初めの1ヶ月目でこんだけ体調悪かったからこそ、それに勝るものはないって勢いで今辛いことがあっても笑い飛ばせるようになりました。(笑)

結論、直行便で行かない方は、寝るために薬を利用するのも賢い選択肢だと思います。私の場合、もしまた時差ボケの可能性がある場合には、間違いなくNEO CITRAN(風邪の引き初めによく利用される薬で、夜用を買うと副作用で眠くなる)を活用します。

余裕がなくなるから、詐欺に遭う確率が高くなる

カナダについてからは、とりあえず毎日何かの申請手続きに追われていました。

学校への提出物はもちろん、銀行口座の開設、SIN numberの申請、Compass Cardの購入、身分証明書の取得、必要最低限の両替…。慢性的な体調不良の中、とにかく生きるために必死だった気がします。正直なところ、意識が朦朧として毎日何かに追われていたので、本当にほとんど記憶がないです(笑)

それと同時に、毎日の生活必需品、食料調達、現地の交通網の理解、家探しなど、カナダに来てから大きなギャップは全く感じなかったものの、当たり前ですが海外に自分のものは何もないので、海外で0から住むってこういうことなんだな、と実感しました。

家探しについては、事前に情報収集をしたり、友達やホストファミリーに相談したこともあって、詐欺に遭うことはありませんでしたが、周りでは詐欺に遭ったという話もよく聞きます。

正直、渡航後は誰でも自分に余裕がなくなると思うので、国内でできる限りの情報収集をすることをお勧めします。ポイントを掴めば、正直詐欺に引っ掛かる確率はそこまで高くないんだろうな、と思います。今後詳しく書いていきたいと思います。

まずは渡航してから1ヶ月間で起きたことをまとめました。とにかく手続きなどやることに追われる日々が続くと思うので、リサーチ、周りの友人への相談は必須かと思います。