実は私、TOIEC、TOEFL、IELTSなどの英語の試験を全く受けたことがありません。
強いていうなら、コープ留学の入学で必要だった学力テストに向けてテストを受講しました。(ギリギリ滑り込み合格)留学する2ヶ月前まで仕事を続けていたので、正直英語勉強と仕事の両立はすごく大変でしたし、入りたい学校のテストに受からないとビザ申請ができないので、いろんなプレッシャーと戦っていました。
カナダに来てからは、カナダでしかできない勉強方法に取り組んでいます。いろんな意見があるとは思いますが、個人的には国内での勉強方法と現地の勉強方法は分けるのがおすすめです。理由も含めて説明します。
1 留学前の英語勉強方法
• 勉強を始める前にしておくべきこと
• 毎日のルーティーン
• 実際に使っていた英語学習アプリ
2 効果的な英語力向上のためのアドバイス
• 長期的な学習計画
• メリットとデメリットの理解
• 実践的な目標設定
3. まとめ
留学前の英語勉強方法
英語学習を始める前にしておくべきこと
英語に限らずだと思うのですが、勉強をするときに一番壁になるのは継続することだと思います。その壁を乗り越えるために、一番初めにしておきたいことが、目標設定。それも、時間軸と目的が明確なもの。
英語は一つの手段でしかありません。
英語を上達させたことによって、どのようなことを成し遂げたいのか、明確な目的を時間軸とともに定めることをお勧めします。いわゆるsmartGolesです。
私の場合は、自分の夢を達成するために海外と仕事をすること、国際組織とコミュニケーションを取れるようになることが必須でした。いつまでに海外と仕事ができるようになる必要があるのか、その英語のレベルはどのくらいなのか、細かい目標設定を時間軸とともに定めました。
仕事と英語学習の両立で欠かせないルーティーン
私の部署は朝が忙しいので、8時頃にはオフィスについて作業を始めている必要がありました。就業はだいたい8時頃で9時以降になることもしばしば。
資金集めに副業も始めたところだったので、週末もそこまで時間があったわけではなく、隙間時間にいかにルーティーンを作るかを考え、計画を立てました。
実際に行っていたルーティーンはこのような感じです。
※平日のみ、土日はYouTubeやネットフリクス
7時〜8時:通勤中 英語ポットキャスト20分、英単語アプリ50問
12時半〜13時:ランチ 英紙のリーディング(ざっと読む感じ)
20時〜21時:終業後 オフィスでシャドーイング、オンライン発音レッスン(週2回、それ以外は自己学習)
21時〜22時:帰宅中 デュアリンゴ、英単語アプリ50問
このようなルーティーンで、だいたい4ヶ月くらい過ごしました。その後、退職に向けて引き継ぎが開始し、残業時間がほとんどなくなってからは、もう少し英語学習に本腰を入れた感じです。
7時〜8時:通勤中 英語ポットキャスト20分、英単語アプリ50問
8時〜9時:始業前 英語アプリで文法勉強(声に出して答えていくタイプ)
12時半〜13時:ランチ 英紙のリーディング(ざっと読む感じ)
19時〜21時:終業後 オフィスでシャドーイング、オンライン発音レッスン(週4回、それ以外は自己学習)
21時〜22時:帰宅中 デュアリンゴ、英単語アプリ50問
特に重要だと思ったのは、やる気が起きる起きないに左右されずに、いかにルーティーンとして自然に取り組めるようになるかということ。できない日があったとしても気持ちを上下させずに、何事もなかったかのように次のタームから勉強を始めていました。
英語学習で使っていたアプリ・教材
TOEICやTOEFLなど、試験に向けた勉強だとまた違うと思うのですが、私の場合は基本的にオンラインでできる教材のみを使っていました。通勤時などにパパッとできて、重くないものがよかったのと、元々教科書を開いて暗記するタイプの学習方法が苦手だったからです。
単語
・Tarzan(絵で単語を覚える)
文法
・speak(喋りながら文法を身につけられる)
・Duolingo(ゲーム感覚でできる)
リーディング
・Japan Times, NewYork Times(新聞。難しめですが、広報部で毎日読むことができたので、日本語で日本の新聞を読んだ後に、ざっと眺める程度で読んでいました。読解というよりかは、長文に慣れる目的で読んでいました)
発音
・英会話「ハツオン」(発音に特化した短期集中型の英会話です)
リスニング
・YouTube
・Netflix
IELTS、TOEIC、TOEFLの場合
タイトルにもある通り、私は英語関連の試験を受けたことがありません。なので細かいことは書けませんが、TOEICやTOEFLの準備には、公式問題集の活用が効果的みたいです。実際の試験形式に慣れ、時間配分を確認することで、本番になれる必要があるからです。
また、模擬試験を定期的に受けることも重要だと言われています。オンラインのスコアアップコースや専門学校の対策講座もあるみたいですが、個人的には高いなあ…と。ましてや留学前なので、どちらかといえば現地で困らないように貯金を優先した方がいいのかなと思います。
まとめ:留学前と留学後の勉強方法は分けるのがお勧め
留学前にしておけばよかったことと聞いて、英語の勉強と答える人がほとんどだと思います。私もそのうちの一人ですが、正気英語の勉強はキリがないものなので、いくら勉強していてもそう答えていた気がします。
ただ、カナダに来てから「この勉強方法はカナダじゃなくてもできたな」と思うことがないように、まずはベーシックな単語や文法の理解を国内で済ませておくことをおすすめします。
実際に留学をスタートしてからは、英語の勉強方法がまるで変わりました。
留学前には基礎力を固め、現地では実践的な経験を積む、カナダに来てからはより自然な言い回しやタイミング、リアクションなどを勉強するのがおすすめです。
効率的な学習計画と実践的なアプローチを組み合わせ、目標達成を目指しましょう。