元々小さい頃から、何かと縛られることが苦手でした(笑)。やりたいことをやりたい時にしたいという気持ちもありましたが、フルリモートで働けるように努力した一番の理由は、時間が一番大切だと感じたから。
フリーランスになってから、本当にたくさんの人に出会えるようになりました。仕事はいつでもできるので、人と会うことやイベントなどを優先できるようになったからです。自分の夢を達成するために、ここは譲れないポイントでした。
日本にいながら世界中のクライアントと仕事をし、リモートワークを活用することで、自由なライフスタイルを実現できます。本記事では、海外フリーランスとして成功するための3つの準備と重要なポイントを詳しく解説します。
仕事を始めるための準備3つ
①スキルの向上と専門分野の選択
海外フリーランスとして成功するために、当たり前ですが、自分の強みを見つけてスキルを高めることが必要です。ライター、デザイナー、エンジニアなど、自分の得意分野での経験を積み、その業界のプロだと言えるようになる必要があると思います。
正直、私も自信を持ってプロと言えるかわかりません。ただ、クライアントからしたら、あなたは何ができるのかということが一番知りたいことです。
自信を持って、これができます、と言えるスキルを3つは持っておくことをお勧めします。
②市場調査とネットワークづくり
特に海外でフリーランスとして活躍するためには、まず現地の市場調査を行い、需要の高いスキルや職種を把握することが重要だと感じます。
国によってマーケットは全く異なります。事前に文化の違いやマーケットの違い、現地に日本企業があるかどうか、需要があるかを知っておくのは押さえておきたいポイントです。
私もカナダでフリーランスになるために、事前にLinkedInやFacebookなどのSNSを活用して、人脈を広げ、現地の企業やエージェントとつながる活動をしました。
③ビザと納税の手続き
最後に忘れてはいけないのが、適切なビザの取得と納税の準備。就労ビザの申請方法や納税のルールは本当に複雑です。個人的には税理士を雇うことをお勧めしますが、だからと言って丸投げをするのも危険です。
事前にある程度の知識を得るために、できる限り国内で情報を集めて、国内でしかできない手続きは事前にしておきましょう。
仕事の獲得方法3つ
①プロフィールとポートフォリオの作成
フリーランス向けのオンラインプラットフォーム(例えば、UpworkやFreelancer)にプロフィールを作成して、自分のスキルや経験をすぐに見せられるようにしておくのはとても大切です。
個人的には、ウェブサイトを作ってしまうのがお勧めですが、私も取り掛かるまでにかかった時間は半年。留学の準備とフリーランスの準備が被ったのもありましたが、なんせウェブサイトと言われると腰が重くて(笑)
いづれにしても、SNSやWebサイトなど、インターネット上に過去のプロジェクトや成果物をポートフォリオにまとめて、クライアントにすぐにアプローチできるようにしておくと良いでしょう。
②「あなたにお願いしたい」と言ってもらえるセルフプロデュース
フリーランスになりたての頃は、副業をしていたとしても実績が少ないはずです。そんな中で、クライアントはなぜあなたを選ぶのか。
その理由は、「あなただから」という理由がとても大きいと思います。
つまり、人としての信頼感、リレーションがあるから。私自信、フリーランスとしてコミュニケーション能力は、一番と言っていいほど必須のスキルだと思います。
また、海外のクライアントとの取引をスムーズに進めるためには、定期的な連絡とフォローアップが必要ですので、メールやビデオ会議ツールの使い方は事前に押さえておきましょう。
④報酬と契約条件の交渉
ここは、私自信一番苦しんだ部分でした。
正直そこまでお金に興味がなくて、稼ぎたいからフリーランスになったわけではありません。なので、クライアント獲得のためにアプローチは始めたものの、「○円でいかがですか」と、値段交渉をするのがとても苦手でした。そもそも相場がわからなかったです。
でも、フリーランスとしての報酬や契約条件については、事前に明確にしておくことが重要です。
そのほかにも、支払い方法や納期、業務範囲などを事前に確認してから、契約書を交わすことでトラブルを避けることができます。クライアントとお金のことでトラブルになるのはとても悲しいことですしね…!
フルリモートで働くためのポイント3つ
①タイムマネジメント・時間管理
フリーランスになったことで、時間に縛られなくなります。そのため、自分で時間管理をする能力はとても大切になります。
仕事はキリがないと思いますし、自分の好きな仕事ができているのであれば尚更、自分の中で締め切りを決める必要があると思います。
単純に、作業時間が長くなればなるほど時給が下がっていきます。クライアントが求めているクオリティを効率的に提供できるように、事前のスケジューリングなどは押さえておきたい部分です。
②プロの力を借りる
これは目的にもよりますが、会社で働いているわけではないので、自分ができることには限界があります。仕事を増やせば増やすほど、自分の時間は無くなります。
私も一回経験しましたが、「時間を作りたい」と思ったらからフルリモートのフリーランスを選んだのに、フリーランスになったが故に、四六時中仕事をしてる状態に陥ることも少なくありません。
そこで必要になるのが、外注やサポート、広告運用などの投資。契約によって外注が禁止されている場合もあるので注意が必要ですが、プロの力を借りながら仕事をしていくことが、どこかのタイミングで必要になります。
③健康管理とメンタルケア
最後に、特に知っておいてほしいこと。フルリモートで働くと孤立感を感じることがあります。正直なところ、しばしば(笑)海外で一人で住んでいたら尚更。
フリーランスになろうと意気込んだものの、孤独感と不安で結局会社員に戻るという方も多いのが現状です。
もしあなたがフリーランスになりたいのであれば、出社をしなくていいというメリットと、いつも一人でいるというデメリットは事前に押さえておくべきだと思います。私の前職は特に、とても素敵なオフィスで毎日たくさんの方と顔を合わせて、会話をしながら働いていたので、フリーランスになった当初のギャップはとっても大きかったです。
でもその分、新しい出会いに時間を割くことができるのも事実です。
定期的に運動をしたり、友人や家族とのコミュニケーションを大切にしたり、趣味の時間を使って、健康とメンタル管理をするといいと思います。
まとめ:自由を得られる分、自由という不安に負けない準備を
フリーランスにしても留学にしても、事前の準備がものをいうと思います。
特に海外で働きたい、ワーホリやコープ留学でフリーランスをしてみたい、など国を超える場合は日本でしかできないこともたくさんあります。
フリーランスは自由な分、会社員とはかけ離れた安定性と不安と戦わなくてはいけません。なぜフリーランスをしたいのか?自分の目的を常に忘れないことが、一番大切なことかもしれません。