私は日本で3ヶ月ほどフリーランスをしてからカナダに渡航し、学生をしながら(コープ留学なので、ワークパーミット)フリーランスをしていました。その時にとても疑問だったのが、海外から仕事をする場合、法律上問題ないのか?そして税金はどこに収めればいいのか?問題でした。

税理士や弁護士ではないのであくまでも個人の体験談になりますが、私の場合どう働いているのか、納税はどうしているのかについて書きます。

そもそも海外から仕事をするのは違法なのか?

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先日したように、私はカナダにコープ留学で入国しました。コープ留学は、学生ビザと就労ビザが出ます。なので、基本的に労働することは許可されているのです。そのため結論、違法には当たりませんでした。

しかしこれは、ビザによって変わると思います。あとは、働き先の企業が日本企業なのかカナダ企業なのか、そしてどのくらいの期間滞在するのか。1年以上滞在する場合、日本では海外転出届を出さなくてはいけないと思うので、その場合海外住居者になるかと思います。ちょっとこの辺りを解説するのはハードルが高すぎるので、専門家に問い合わせることをおすすめします。

ちなみに私は渡航前、この辺りを日本税務省や区役所に確認しましたが、電話対応者によって回答がバラバラでした。笑 専門家に聞くのが良かったのかなと思います。

税金はどこに収める?納税問題

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この点も本当にたくさんリサーチしました。初めから多少費用がかかっても、カナダの税理士などに問い合わせておけば良かったなと思います。

私の場合、日本では海外転出届を出しており、カナダに6ヶ月以上滞在しているので全てまとめてカナダ政府に納税しました。日本企業からの収入も別途日本円で合計金額を出し、カナダドルに変換してまとめました。

また、日本企業への請求に源泉徴収を含めてしまっていたのですが、そもそも私はカナダ政府に納税するので2重で納税することになってしまいます。それに気づいたのはだいぶ先のことだったのですが、税理士の方に相談したところ、源泉徴収を含めた金額で支払っていただいていた分の、源泉徴収票または非居住者のための支払い調書を回収できれば問題ないとのことでした。

その書類が、「私はすでにこの金額を日本に納税しています」という証明になり、すでに日本で支払った税金分のカナダでの納税は不要になります。

ただ、これを行う場合、別途カナダ政府に書類を作成し申請が必要になるようで、監査に引っかかりやすくなるという懸念点も事前に共有されました。その場合、別途書類作成が発生したり色々と手間がかかるようなので、多少の金額であれば二重になってしまってもシンプルにカナダに納税してしまった方がいいかもしれません。

私の場合は金額が大きかったので申請しましたが、特に監査には引っかかりませんでした。

まとめ:税金、法律関係はプロに相談するのが早い

私も海外フリーランスを始める前、税金、法律、色々とわからないことがあり何かとリサーチに時間を取られていました。

勉強にはなるかもしれませんが、正直初めからプロに多少費用がかかっても聞いて時間を確保した方が良かったなと思います。その時間を仕事探しに当てた方が、賢い時間の使い方かなあと。

タックスリターンも自力でやらずサービスを利用しましたが、とてもスムーズでしたし、やり取りの中で初めて知ることもたくさんあって、とても勉強になりました。

それでは今回はこんな感じで。

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